鶴千年 亀万年とぞ 言うぞかし 今日がその日と限らんものを
宝滴065
本文
鶴千年 亀万年とぞ 言うぞかし 今日がその日と限らんものを
形式
#短歌
カテゴリ
#4.無常・生死
ラベル
#無常
キーワード
#一瞬の価値 #鶴千年 #亀万年 #今 #今日 #時間 #命
要点
永遠と思えるものも、今日、今がその大事な瞬間であることを忘れてはならない。
現代語訳
鶴は千年、亀は万年生きると言うと、永遠のように感じるかもしれないが、今日という日がその千年目、万年目かもしれない。
注釈
鶴千年・亀万年:長寿の象徴。
解説
無常を感じさせる日常的表現で、今を大事に生きる教訓を示す。